小説
四畳半神話大系/森見登美彦 「四畳半タイムマシンブルース」。 この作品は、「サマータイムマシンブルース」と「四畳半神話大系」 のコラボレーションにより創られたそうです。 ということで、ちょっと気になる「四畳半神話大系」を読んでみました。 こんな…
書きたい人のためのミステリ入門/新井久幸 「別にミステリを書きたいとは思ってないし・・・」というあなた。 ちょっと待って下さい。 ミステリを書かなくても、ミステリが好きであれば読んで損はありません。 こんなひとにおススメ ミステリを書きたいひと…
ホワイトラビット/伊坂幸太郎 「このミステリーがすごい!2018」の第2位に輝いた作品です。 前から「読みたい!」と思っていたのですが、ようやく読むことができました。 さすが第2位だけのことはありますね。伊坂さんらしい、満足できる作品でした。 こ…
アルバトロスは羽ばたかない/七河 迦南 いや~ そうきましたか~ 前作「七つの海を照らす星」では驚かされたので、期待値高めで読んだのですが、今回もやられましたね~ ネタバレしない程度に、紹介したいと思います。 こんなひとにおススメ 「七つの海を照…
SFショートストーリー傑作セレクション<破滅篇>/日下三蔵編 またまたSFの本になってしまいました。 そして、ショートストーリーです。 今回は内容もショートにご紹介。 こんなひとにおススメ ショートストーリーが好きなひと SFが好きなひと こちらのシリ…
ラストで君は「まさか!」と言う <見えない秘密> 3分間ノンストップショートストーリーの、ラストで君は「まさか!」と言う、のシリーズです。 このシリーズは、内容ごとにサブタイトルを付けてたくさん出版されていますが、今回はその中の一つ、<見えな…
日本SFの臨界点[恋愛篇]/伴名練 編 先日の怪奇篇に続いて、今回は恋愛篇です。 恋愛篇といっても、そこはSFです。かなり読み応えのある作品がそろっています。 SF作品の中に恋愛要素が含まれている、といった感じでしょうか。 こんなひとにおススメ SFも…
日本SFの臨界点[怪奇篇]/伴名練 編 いや~久しぶりのSFですね。やっぱりSFは良いですね~。想像力が拡がります。 ただ、最近はなかなか長編小説には手を出し難いんですよね。読み始めるまでの敷居が高くて・・・ 今回はそんな人にも読みやすい、短編集の…
グラスホッパー/伊坂幸太郎 今回おすすめする本は、伊坂幸太郎さんの「殺し屋」小説、グラスホッパーです。 私は見ていないのですが、映画にもなっているみたいですね。 では、早速。 こんなひとにおススメ 「殺し屋」小説の好きなひと 伊坂幸太郎作品を読…
medium/相沢沙呼 今回は medium [メディウム] です。霊媒探偵 城塚翡翠(じょうづかひすい)というサブタイトルも付いています。 下の写真の帯にも書いてありますが、「このミステリーがすごい」と「本格ミステリ・ベスト10」の両方で1位を獲得した作品です…
扉は閉ざされたまま/石持浅海 今回おすすめする本は、石持浅海さんの倒叙ミステリです。 何といっても特徴は、最初から最後まで密室の扉が閉ざされたままで物語が進行していく、というところですね。 密室が開かれないということは、死体も発見されないとい…
GOTH 夜の章/乙一 今回は乙一さんのGOTH(ゴス)、夜の章です。 この作品は文庫では上下巻に分かれており、今回紹介する「夜の章」が上巻、「僕の章」が下巻となっています。 実はまだ下巻を読んでいないのですが、上巻を読み終わったところでご紹介です。 …
しあわせの書 迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術/泡坂妻夫 これはすごい。すごいですよ。ちょっと信じられない。でも実際にあり得るんですね。こんなことができるんですね。 あまり多くは語れませんが、とりあえず驚いたことは確かです。本当に。 こんなひとにお…
七つの海を照らす星/七河 迦南 この小説、しばらく前に買ったのですが、ずっと本棚にしまったままになっていたんですよね~。 ようやく最近読むことができたのですが、読んだ感想としては、思っていたよりも良かった! というか、すごく良かった!! 思って…
マイナス・ゼロ/広瀬 正 今回は今までおすすめしてきた小説と比べると、ちょっとマイナーな作品かもしれません。 しかし! タイムトラベル小説が好きなひとたちの間では、有名な作品だと思います。 タイトルも、あるキャッチコピーから一部お借りしましたが…
ある閉ざされた雪の山荘で/東野圭吾 お待たせしました。ようやく東野圭吾さんのミステリをおすすめする時が来ました。 この本が、1番最初におすすめする東野圭吾作品になります。 東野圭吾さんといえば、いろいろなタイプのミステリがありますよね~。映画…
十角館の殺人/綾辻行人 綾辻行人さんのデビュー作です。すごいです。(ネタバレなしでおススメします。) 綾辻行人さんと言えば「本格ミステリ」というイメージがあり、多くの作品を書いていますが、やはりその中でも「十角館の殺人」は外せません! こんな…
そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティー たぶん皆さん、内容は知らなくてもタイトルや作者は聞いたことがありますよね〜。 今さらこんなところで紹介するまでもないような古典的名作ですが、やはり名作として記憶の本棚に入れておきたいので、おすす…
星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン 今回取り上げるのは、SFミステリの傑作「星を継ぐもの」です。 ちょっと(かなり?)昔の作品ですが、見逃していた方はぜひ! こんなひとにおススメ ミステリは好きだけど、SFはあまり読まない SFは好きだけど、ミス…
<おすすめポイント> 「たっくん」 今日のおすすめはミステリ小説です。 少し前に映画化もされましたので、タイトルを知っている方も多いのではないでしょうか。(うまく映像化しましたね~) 世の中に傑作ミステリは数多くありますが、私にとってこの本は…