そして誰もいなくなった(SFです)
SFショートストーリー傑作セレクション<破滅篇>/日下三蔵編
またまたSFの本になってしまいました。
そして、ショートストーリーです。
今回は内容もショートにご紹介。
こんなひとにおススメ
- ショートストーリーが好きなひと
- SFが好きなひと
こちらのシリーズ、<ロボット篇>とか<宇宙篇>とか、いかにもSFっぽいものもありますが、今回ご紹介する本は<破滅篇>です。
破滅って?と思うかもしれませんが、要するに世界とか地球とか人類とか、何かが終わってしまうことに関連した物語になっています。
全7話となっていますので、ちょっと並べてみましょう。
やっぱりインパクトがあるのは、「到着」ですね~。
わずか1ページ、というより、5行という短さです。
ここにそのまま書くこともできてしまいます!(もちろん、書きませんよ)
何がどこに到着するのか? そして破滅とのつながりは?
気になった方は、ぜひ読んでみて下さい。
それから「双星記」も、結構私の好みのタイプの作品でした。
ネタバレしない程度にキーワードを挙げてみると、
地球、火星、氷河期、移民ロケット、冬眠装置、2万年、・・・
といった感じで、なかなか壮大なストーリーがコンパクトにまとまっています。
その他の作品も含め、SF好きのひとにおススメできる、気楽に読めるショートストーリー集です。(ただし、内容的には気楽ではありませんが・・・)
今回は短めにショートストーリーをご紹介しましたが、年末年始で時間があるときには、長編作品も読んでみたいところですね。
それでは。
こちらは<破滅>ではなく、<恋愛>です。
こちらは長編。名作です。
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