お金の話って、誰も教えてくれないよね・・・
誰も教えてくれないお金の話/うだひろえ
今回の本は、そのものズバリ、お金の話です。
人生、お金に関わらずに生きていくことはできません。
でもお金について学校では教えてくれないし、学ばなくても何とか生きていける、と思っていませんか?
こんなひとにおススメ
- お金について、なんとなく不安があるひと
- どこから考えれば良いか分からないひと
人間、生きていくためにはお金がかかりますよね。
毎日毎日仕事をして給料をもらっていても、いつの間にかお金はなくなっていきます。
こつこつ節約して貯金をしてもなかなか増えないし、そもそもどのくらい貯金があれば良いかも分かりません。
人によって生き方は様々ですが、誰しも将来のお金に対して不安があるのではないでしょうか。
でも漠然とした不安を持っているだけで、なかなか具体的に考えることってできませんよね。
どこからどう考えれば良いかも分からないし。
本書は、そんな不安を持つまんがの主人公と一緒に、人生のお金について学べる本になっています。
多くの人の人生に関わるお金の話として、下記のような内容が出てきます。
節約・貯蓄のはなし、不動産の賃貸・購入のはなし、公的保険と私的保険のはなし、老後と年金のはなし、子どもにかかるお金のはなし、などなど。
まんがの部分では、主にお金に対する考え方の紹介や、簡単な解説などがされていて、お金の問題を避けてきた主人公に共感できることも多いです。
ところどころに入っている情報ページでは、住宅ローンとか公的保険とか、結構細かい情報が載っています。
もちろん数ページの情報では、ポイントを絞った情報しか載せられないわけですが、今の時代、こうした情報は調べようと思えばネットで詳細な情報を得ることができます。
まぁ問題はこの「調べようと思えば」というところですがね。
調べようと思わないとか、面倒くさいから後回しにしているからこそ、漠然とした不安だけがずっと残ってしまうわけで・・・
とりあえず、なんとなくお金の不安があるけど、どこからどう考えれば良いか分からないという人は、さらっと読んでみると良いかもしれません。
(まんがの部分だけであれば、すぐに読み終わります。)
そこで気になったことや引っ掛かったことがあれば、その先の情報を少し調べてみれば良いでしょう。
調べた分だけ、きっと将来の不安が減ることになると思いますよ。
こちらもお金と生き方の話。投資本ではありません。
ちょっと極端かもしれませんが、こういう生き方もありますね。