人生を激変させられるか!? インプットの教科書
インプットの教科書/金川顕教
本日のおすすめは、「仕事と人生を激変させる インプットの教科書」です。
2020年の1月に初版発行ですので、最近出版された本ですね。
それではさっそく、内容を見ていきましょう。
こんなひとにおススメ
- インプット力を高めたいひと
- 何か変わらなければ!と思っているひと
インプット系の教科書ということで、読書術やノート術など著者の様々なノウハウが紹介されています。
いろいろと紹介したい内容もありますが、ここでは私が特に気になった内容を2つほど。
まず1つ目は、「五感を使う、体験する」ということ。
インプットと言えば、通常は本を読むというのが王道でしょう。
最近では audible や audiobook など、書籍の内容を朗読してくれるサービスもありますので、本を聴くということもできるようになっていますね。
また動画を視ることによって、視覚・聴覚からインプットすることもできます。
ただやはり動画では、その人の空気感や匂いといったものまでは判らないんですね。
これからの時代はWeb会議等も多くなっていくと思いますし、内容によってはそれでも十分ということになるのでしょう。
ですが、やっぱりリアルで対面するのと同一にはならないでしょうし、逆に直接対面することのメリットが改めて認識されることになるかもしれません。
とはいえ、技術の進歩によってネット上での対面もどんどんリアルに近づいていくとは思いますけどね。
さてもう1つ気になった内容は「コンフォートゾーンを出る」というものです。
コンフォートゾーンというのは、居心地のよい、安心して過ごせる環境のことです。
例えば、定時に出退勤して同じような仕事をし、長い間同じ所に住んで、同じ人たちと接している、といったような状況ですね。
こういった状況では、ストレスや不安が少なく、快適な状態となります。
人間誰しもコンフォートゾーンにいたいという心理が働きますが、それではなかなか新たなインプットがなく、現状維持となってしまいます。
そこでコンフォートゾーンから飛び出して、ラーニングゾーンで自分を磨くことが必要になる、というわけです。
ラーニングゾーンとは今までの自分が慣れ親しんでいないエリアで、不安やストレスを感じる領域です。
このラーニングゾーンでインプットを行うことによって、より効果的に自分を成長させることができるということですね。
これについては、自分も気を付けないといけないな~と思いました。
ラーニングゾーンというほど大げさなものではないかもしれませんが、ちょっと外食をしたり買い物をしたりする時でも、意識しないと何となく知っている店に行ってしまいますよね。
やはり行ったことのない店に入るのは、不安がありストレスがあるのですね。
この辺りは性格的なところも関係するのかもしれませんが、あなたはどうでしょうか?
もちろんお気に入りの場所に行くことも良いのですが、未知の場所に行ってみるというのも自分を成長させるために必要なんだろうなぁと思いました。
さて、私が気になった内容を2つほど紹介しましたが、もちろんこれ以外にも様々な考え方やテクニックが紹介されています。
人によって、なるほど!と思う点は違うと思いますが、1つでも2つでも自分の中に取り入れることができれば良いですね!!
それでは、また。