読書の効能
読書する人だけがたどりつける場所/斎藤孝
あなたは、読書は好きですか?
この記事を読んでいる方の大半は、読書好きなのではないかと思います。
今回は、そんな読書好きのあなたにおすすめできる内容となっています。
こんなひとにおススメ
- 読書が好きなひと
- どんな読み方をしたら良いか分からないひと
著者の斎藤孝さんは有名な方ですね。テレビや雑誌で見かけることもあります。
さて早速ですが、目次を紹介していきましょう。
といっても、本書は序章から第7章まであるのですが、章のタイトルではなく、あえてサブタイトルを挙げてみたいと思います。
- 「ネットでいいじゃん」と思っている人に
- 「深い人」「浅い人」は何が違うか
- 一流の人の「認識力」を身につける
- 読書で思考力を磨く
- 知識を持つほど世界が広がる理由
- 新しい本との出会いで知識を広げる
- 偉大な人の器に触れる
- 勝ち負けよりも生き方
- あえて本物を選ぼう
いかがでしょうか? なかなか面白そうですよね。
実際、なるほどな~と思う内容も多いです。
例えば、「E=mc^2」の話。この式、すごいですよね。
でもまぁ、すごいと思える人にとってはすごいのですが、解らない人には何がすごいのか解らない。そんな話です。
これが、知識を持つほど世界が広がる理由、で出てくる話です。
私はたまたま理系の分野に興味があるので「E=mc^2」をすごいと思うのですが、一方で美術とか文学とか、そういった分野はあまり(ほとんど?)知識がありません。
なので、そういった分野で何かすごい話があったとしても、それに対して驚くことができず、何がすごいのか解らない、ということになると思います。
これ、ちょっともったいない感じがしてしまいますね。
知識が広がれば、もっと世界を楽しめるようになるのでしょう。
といっても、何も知らない分野でどうやって知識を増やしたら良いのでしょうか?
その方法の一つとして、同じテーマの本を続けて5冊読む、ということが紹介されています。
知らない分野ですから、最初は読んでもよく分からないわけですが、それを気にせずに読み進めていくのが良いそうです。
すると5冊読むだけで、「全然知らない」Cランクから、「けっこう詳しい」Aランクになれるとのこと。
これは確かにそうかもしれませんね。
ただ、知らない分野の本を5冊読むのには、それなりに時間が掛かりそうです。
しかし! もうすぐ年末年始の休みがあります。
例年であれば忘年会に新年会、帰省したり初詣に行ったり買い物に出かけり、と忙しく過ごすところです。
が、今年はコロナの自粛がありますので、家でゆっくり過ごす方も多いことでしょう。
ということで、読書のチャンスです!!
何か一つテーマを決めて、5冊まとめて読んでみると、世界が広がるかもしれません。
まだ年末まで時間がありますので、いろいろとテーマを考えてみるのも面白いのではないでしょうか。
以下、関連記事です。
「E=mc^2」をすごいと思える人なら楽しめます。
年末年始にお金の知識を増やすのも良いかも。