ミステリ小説の読み方 ~みなさんはどちらのタイプ?
ミステリ小説の読み方
今日は、ミステリ小説の読み方についての ひとりごと です。
みなさんはミステリ小説を読むとき、どのように読んでいるのでしょうか。
ミステリ小説といってもいろいろな種類がありますが、ここでは犯人が誰だか判らず、作中の探偵役が謎解きをして最後に犯人とそのトリックが暴かれる、というものを想定します。
読み進めていくと当然、犯人は誰だろう?とか、どうやったのだろう?とか、気になりますよね。
それはそうなんですが、そこで具体的に犯人は○○じゃないか?って考えるのでしょうか。
さらに、こんな方法を使ったのでは?とか、トリックはこうじゃないか?とか。
つまり、作中に提示されたヒントをもとに、探偵役よりも早く犯人を見つけ出す、というような読み方をしているのでしょうか。
ふと、そんなことが気になりました。
というのも、作品によってはその書き方がアンフェアだとか、反則ギリギリだとか言われるものがあるからです。
確かに探偵役と推理の勝負をしているのであれば、きちんとフェアに書いてもらわないと困る、というのも判る気がします。
で、世の中にはそんな勝負をしている人が多いのか少ないのか、ちょっと気になったわけです。
ちなみに私は、そんなに深く考えずにそのまま読み進めていくタイプです。
(あまり頭を使っていないとも言う・・・)
だから細かい矛盾などがあってもほとんど気付かないし、作者がミスリードしようとすれば、そのままミスリードされていきます。
極端な話、少々矛盾があったり、現実的ではない部分があったりしても、それでストーリーが面白くなるのであればOK、というスタンスです。
まぁいろいろな読み方があって良いし、別にどちらが良いとか悪いとかいうことは無いのでしょうが、ミステリはやっぱり最後驚きたいっていうのがあるんですよね。
物語の最後で、「そういうことだったのか!」とか「だまされた~」とか、そういった感覚を味わえることが醍醐味でもあるんですね~。
これからもそんな感覚を求めて、ミステリを読み続けていきたいと思っています。
それにしても、よく新しいミステリを次から次へと生み出せるものですね。苦労して我々を楽しませてくれる作者の方々に感謝です。