ビニール傘を何本持っていますか?
なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?/午堂登紀雄
あなたは傘を何本持っていますか?
普段使用している傘に折りたたみ傘、そしてビニール傘など、用途に合わせて何本か持っているかもしれません。
その中でビニール傘は何本あるでしょうか?
もし3本以上持っているなら、本書を読んでみると良いかもしれません。
こんなひとにおススメ
- ビニール傘を3本以上持っているひと
- 予見力について知りたいひと
さて、ビニール傘をどんな時に買うかというと、外出先で急に雨に降られて駅やコンビニで買うことが多いのではないでしょうか。
確かに突然天気が急変して雨が降ることもありますから、そういった場合には手軽に買えるビニール傘は助かりますよね。
ただ出かけるときに雨が降っていれば当然傘を持って行きますし、天気予報で雨が降りそうであれば、折りたたみ傘を持って行くこともあるでしょう。
ですから突然雨に降られてビニール傘を買うことは、そう多くないはずです。
それなのにそのビニール傘を何本も持っているということは、普段から準備をせずに出掛けてしまい、同じようなことを繰り返している、ということになります。
ビニール傘は一つの例ですが、同じように先を見通せず、準備をせず、行き当たりばったりの人生を送っていると、豊かな生活を送ることはできません。
そこで予見力とはどういうことか、予見力を鍛えるにはどうしたら良いか、といったことが本書で解説されています。
予見力というのは、未来を予知することではなく、誰でも普段から使っている力です。
みなさんも得られた情報や過去の経験から、たぶん△△のようになるだろう、だから◇◇しよう、というふうに考えていると思います。
ただし人によって、これをどの程度まで考えられるかが異なっているんですね。
行き当たりばったりで人生を損していると思う人は、この本で予見力のきっかけがつかめるかもしれませんよ。
予見力にも関係する、論理的思考力についてはこちら。