「素晴らしい!」
たった2分で、自分を超える本。/千田琢哉
心の「格差」を逆転する64のビジョン。
格差は押しつけられるものではなく、選ぶもの。
「格差」は存在する。だから超えていくのだ。
こんなひとにおススメ
- 自分を超えたいひと
- 格差に悩んでいるひと
著者は千田琢哉さん。100冊以上の著書があるそうです。
また、「たった2分」シリーズとしても、多くの本が出版されています。
今回はそのシリーズの中の一冊、「自分を超える本」です。
内容としてはよくある自己啓発の本ですが、「格差」という切り口から、自分を超えるための考え方が64個示されています。
- 「格差」は存在する。だから超えていくのだ。
- 仕事の「格差」を超える。
- 学歴の「格差」を超える。
- お金の「格差」を超える。
- 恋愛の「格差」を超える。
- 家庭環境の「格差」を超える。
- 人生の「格差」を超える。
全体としては、なかなか刺激的な言葉もあって面白かったですね。
例えば、
人間にはいつも二通りしか存在しなかった。
文句ばかり言って一歩も動かない人間と、
文句を言われながら動いた人間だ。
あなたがどちらの人間になりたいかは、あなたが決めればいい。
とか、
ベストセラーからは、流行を学ぶのだ。
ロングセラーからは、時流を学ぶのだ。
など。
また「読書」に関連した内容として、
教養とは、本を読む習慣のことである。
なんていうのもありました。
これは読書に限らず、映画鑑賞でも絵画鑑賞でも良いのですが、こうした目に見えないものへの投資が教養を作り上げるそうです。
あなたが心から興味を持っていて、ちょっと後ろめたいことがオススメだ。
ということなので、高尚な趣味でなくても大丈夫です。
もう一つ、
貧乏人は批判し合い、お金持ちは認め合う。
というのもありました。
お金持ちのあいだでは、「素晴らしい!」という言葉が頻繁に交わされているそうです。
ということで、私もこの「素晴らしい!」という言葉を口癖とするべく、今日から使っていくことにしました。
最後まで読んでくれたあなたは、素晴らしい!
格差の現実について
読書が好きな方へ