魅力的なコラボレーション
四畳半神話大系/森見登美彦
「四畳半タイムマシンブルース」。
この作品は、「サマータイムマシンブルース」と「四畳半神話大系」 のコラボレーションにより創られたそうです。
ということで、ちょっと気になる「四畳半神話大系」を読んでみました。
こんなひとにおススメ
- 並行世界が好きなひと
- タイムマシンが気になるひと
私がこの作品を知ったは、「四畳半タイムマシンブルース」を目にしたとき。
「サマータイムマシンブルース」の映画を見たことがあり、なかなか面白かったので、その続編?の「四畳半タイムマシンブルース」というのも気になりました。
そこでちょっと調べてみると、元ネタとして「四畳半神話大系」というものがあるそうな。
こちらも面白そうだったので、読んでみようと購入したもののなかなか読めず。
ようやく最近になって読むことができました。
内容は並行世界もの。といっても複雑なSFのようなものではなく、主人公の大学3年生が選んだサークルによって、少しずつ異なる4つの大学生活を描いたものです。
なんて書いても、そんなに面白くなさそうですが、とにかく文章が面白い小説でした。
内容も結構むちゃくちゃですが、どの世界でも登場する個性的な登場人物やその語り口が魅力的な小説です。
これはちょっと読んでみないと解らない(好みが分かれる)かもしれませんが、好きな人にはばっちりハマるのではないかと。
で、「四畳半タイムマシンブルース」では、これらの個性的な人物とサマータイムマシンブルースがコラボするわけですよね。
こちらの方は未読なのですが、まぁかなりハチャメチャな展開になるのではないかと想像できます。
映像化の予定は無いようですが、どんな感じになるのか、ぜひ見てみたいですね。
タイムトラベルと言えば
こちらはSFミステリ